論文集
鋼構造論文集
鋼構造論文集について
「鋼構造論文集」は、1994年3月に第1号が発刊されて以来、現在にわたるまで鋼構造に関わる学術・技術成果を発表する場としての役割を担い、年4回のペースで刊行しています。各投稿論文に対して3名の専門家による厳正な査読をもって掲載論文の質を確保するとともに、成果の速やかな掲載も心がけています。
そして過去20年を超える実績を経て、本論文集は質の高い鋼構造研究・開発を公表する場としての認知を得るに至っています。
お知らせ(原稿作成フォーマットの一部改訂)
近年、グローバルなユーザーがジャーナルにアクセスするために、書誌情報の和英併記が求められています。
「鋼構造論文集」では、タイトル、著者、抄録などは既に対応がなされていますが、参考文献についてはこれまで和文のみでした。
上記を受け2024年4月投稿文から、原稿作成フォーマットを一部改訂し、参考文献も和英併記とすることになりました。
併せて、DOIが付与されているものは、それも付記いただくこととしています。
つきましては、以下リンクをご参照ください。(赤字部分が変更箇所です)
新論文フォーマット(2024年4月以降の新規投稿分より適用)
※なお既に投稿されている論文については、新旧いずれの書式であっても受け付けます。
※ページ下部の、「投稿関連書類」にアップしてあるものと同様のものです。
鋼構造論文集の公開について
鋼構造論文集は第1号から最新号まで以下から閲覧いただけます(J-stageリンク)
オープンアクセスですので、どなたでも無料で閲覧可能です。
最新号の掲載論文(報告)
最新号の掲載内容は以下の通りとなっております。
<鋼構造論文集No.123(2024年9月号)>
※以下DOI部分より対象論文がご覧いただけます。
(J-stageページに移動します)
タイトル/DOI | 著者 | |
1 |
ウェブに設置するバイパス部材を適用した鋼I桁下フランジ連結板取替え実験 https://doi.org/10.11273/jssc.31.123_1 |
戸田 健介 田畑 晶子 山口 隆司 |
2 |
疲労き裂進展抵抗を高めた鋼材の活用による橋梁鋼床版のデッキ貫通き裂の疲労寿命改善の検討 https://doi.org/10.11273/jssc.31.123_13 |
ドアン ティーフィン 栗原 康行 兵藤 義浩 﨑本 隆洋 判治 剛 田川 哲哉 |
3 |
母板の腐食性状が高力ボルト摩擦接合のすべり係数に与える影響 https://doi.org/10.11273/jssc.31.123_23 |
坂田 鷹起 山口 真 木村 元哉 山口 隆司 |
4 |
鋼材接着接合のせん断と引張と剥離に関する試験 https://doi.org/10.11273/jssc.31.123_37 |
髙野 春菜 渡邊 洋介 岡崎 太一郎 |
5 |
間柱支持せん断履歴型ダンパーの累積損傷に及ぼす軸力の影響 https://doi.org/10.11273/jssc.31.123_48 |
田中 瑞樹 畑中 祐紀 |
6 |
高力ボルトにより当て板添接されたストップホールの組合せ応力作用下での応力集中低減効果 https://doi.org/10.11273/jssc.31.123_57 |
清川 昇悟 舘石 和雄 判治 剛 趙 茂伶 川上 峻幸 |
7 |
トポロジー最適化技術を適用した落橋防止ブラケットの形状設計 https://doi.org/10.11273/jssc.31.123_69 |
北田 幸夫 黒川 貴大 松村 寿男 加藤 準治 |
オンライン投稿について
「鋼構造論文集」への投稿は、オンライン投稿システム(ScholarOne Manuscripts)を採用しております。投稿、査読、審査結果の返送等、一連の手続きをシステムで行うことにより、より迅速な掲載を目指します。
以下リンクからご自身のアカウントを作成した上で、画面の指示に従い投稿を行ってください。なお投稿前には、以下に続く「投稿要領」「投稿のタイミング(投稿原稿集約日)」「投稿関連資料」もご確認いただけますよう、お願いします。
鋼構造論文集への新規投稿(ScholarOne Manuscripts)
(別サイトに移動します)
新規投稿者登録はログイン画面でユーザーID、パスワードを入力することで作成できます。共著者名等は、システム上で追加できます。詳細の操作については以下の投稿マニュアルをご参照ください。
オンライン投稿マニュアル(PDF)
※投稿者には、原稿修正の依頼や採否通知の連絡がメールにて届きますので、必ず著者自身がアカウントの作成および投稿を行ってください。なお、論文登録後、著者の変更はできませんのでご注意ください。
投稿要領
1.投稿方法
1)投稿者の資格
本会会員・非会員を問いません。(ただし、投稿料は異なります)
2)著者の人数
人数の合計は原則4名以下と致します。但し、特別の理由があれば超過を認めますので、その場合は理由書を添えて下さい。
3)投稿方法及び「論文」(「ノート」・「報告」)原稿
提出書類 | (1)論文原稿+(2)著者が5名以上の場合は理由書 |
---|---|
提出方法 | 上記投稿サイトのリンクから入り、新規投稿の手順に沿ってアップロードしてください。なお、論文原稿のファイルはフォントの埋め込まれたPDFとし、サイズは5MB以内とします。 |
書式 | 詳細は執筆要領参照。書体等書式の体裁は必ず守ってください。 (1)言語:和文または英文に限ります (2)頁数:6~16頁(ノートは2~6頁) (3)用紙判型:A4版 |
投稿の受付 | 随時となっております。ただし委員会開催の日程に合わせて投稿原稿集約日を設けております。 (論文集の刊行(J-stage上での公開)は年4回(3、6、9、12月)です。) |
論文以外の 投稿原稿の種類 |
■「報告」 設計・製作・施工の実務に携わる方々からの論文投稿を奨励するために設けられた分類です。鋼構造分野の調査・計画・現場計測等の技術的または事例的な報告で、「2.投稿対象」に合った内容とします。報告も査読・審査致します。 ■「ノート」 新しい着想、計算結果、実験結果、あるいは既発表の論文に対する追補等、論文としての形式を整えるのが難しいようなものを投稿して頂くための分類です。ノートも論文と同様査読致します。 ■「討議」 この論文集に掲載された論文に対する討議は、鋼構造論文集編集小委員会宛とし、論文集の発刊日から1年以内に限り随時受け付けます。論文に関するご意見・ ご質問あるいは関連した研究成果や技術成果等をお寄せ下さい。討議文の様式は自由ですが、頁数は10頁以内とします。 ■「委員会報告」 鋼構造に関連した諸委員会の調査・研究活動およびその成果を報告するもので、新たに設けられた分類です。鋼構造分野の研究の体系化および技術の標準化をはかり、今後の課題や展望を示す内容を対象とします。原則として査読は行わず、頁数は6~16頁とします。 |
2.投稿対象
投稿の対象は、鋼構造とその複合構造に関する独創的な研究、創意工夫に富んだ開発、設計・施工・維持管理の研究及び事例報告であって、技術的・工学的に価値のあるものと致します。
目的・方法・結果・考察・結論等が明記されたもので、一つの論文(報告)はそれ自身で完結した体裁を整えているものとし、原則として未発表であり、かつ他のジャーナルに投稿中でないものに限ります。
ただし、既に発表された論文でも下記については、それを統合再構成したり、新たな知見等を加えたものは応募できるものと致します。
- 大会学術講演会、学会等支部研究発表会で発表したもの。
- 国際学会、コロキウム、シンポジウム等で講演するためにその梗概または講演論文として発表したもの。
- 大学の紀要、研究機関の研究所報及び会社技報等で発表したもの。
- 国、自治体、業界、団体等からの委託研究の成果報告書。
3.論文の審査
論文の登載に関しては、審査はフルペーパーにより専門家3名に依頼致します。その審査結果に基づいて一般社団法人日本鋼構造協会「論文集小委員会」が登載可否を判断致します。
4.論文登載の費用
- 論文登載料:2,600円/1頁(著者に会員が含まれる場合)
4,500円/1頁(著者が全員非会員の場合) - 別刷印刷料:廃止
- カラー印刷:無料
費用の請求は論文集刊行時に著者あてに請求書をお送り致します。費用の請求項目については、投稿時の設問にて記載して下さい。
なお、オンラインジャーナル化に伴い、以下が変更となります。
※抜刷印刷は廃止。
※カラー印刷代金も廃止となり、通常の登載料のみとなります。
投稿のタイミング(投稿原稿集約日)
投稿は随時受け付けておりますが、毎月末を投稿原稿集約日としています。
集約日までに投稿いただければ直後の委員会で審査に入ることが可能です。
投稿原稿集約日:毎月末日
投稿関連書類
委員会委員
委員会役職 |
氏 名 |
所 属 |
委員長 | 伊山 潤 | 東京大学大学院 |
副委員長 | 村越 潤 | 東京都立大学大学院 |
委 員 | 石井 大吾 | 清水建設株式会社 |
石川 敏之 | 関西大学 | |
織田 博孝 | 瀧上工業株式会社 | |
佐藤 篤司 | 名古屋工業大学 | |
鈴井 康正 | 株式会社大林組 | |
高沢 勝紀 | セントラルコンサルタント株式会社 | |
野中 哲也 | 名古屋工業大学大学院 | |
橋本 国太郎 | 神戸大学大学院 | |
林 暢彦 | 宮地エンジニアリング株式会社 | |
前田 憲太郎 | 北海道科学大学 | |
松下 政弘 | 株式会社神戸製鋼所 | |
山西 央朗 | 広島工業大学 | |
横関 耕一 | 日本製鉄株式会社 |
(2024年4月~2025年3月、敬称略:50 音順)
投稿問い合わせ及び申込み先
(一社)日本鋼構造協会
東京都中央区日本橋3-15-8 アミノ酸会館ビル3階
TEL : 03-3516-2151 FAX : 03-3516-2152
E-mailでのお問い合わせはこちらから
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