ステンレス構造材には、次のような多くの優れた特長がありますので、より安全性の高い建物の建設が可能であり、経済的にも大きなメリットがあります。
意匠と構造を兼ねた建物が建設できます。 | ||
研磨仕上げやショットブラスト仕上げ等、ステンレスならではの多彩な仕上げが可能です。従って意匠と構造を兼ねた建物の建設が可能となります。 | ||
ライフ・サイクルコストから見ると、とても経済的です。 | ||
ステンレスは、優れた耐食性を有していますので、建物寿命を格段に向上することが出来ます。また、さび等による補修や再塗装のメンテナンスコストを大幅に低減でき、ライフ・サイクルコスト面から見ると、とても経済的な建物となります。 | ||
優れた耐火性で、より安全な建物の実現が可能です。 | ||
SUS304等のオーステナイト系ステンレスは、耐熱性に優れていますので、高温下でも耐力低下(約800℃でも常温時耐力の1/2を保持)が少なく、耐火性能に優れています。 | ||
優れた低温特性で、寒冷地の建物に最適です。。 | ||
低温での靭性の低下が無く、極寒地や寒冷地での低温環境下でも優れた構造性能を発揮します。 | ||
非磁性なので、特殊な構造物にも利用が可能です。 | ||
SUS304等のオーステナイト系ステンレスは、非磁性ですので、超伝導関連施設や宇宙観測建屋等の構造材にも利用できます。 | ||
粘り強い構造骨組みが期待できます。 | ||
降伏比が60%以下、引張強さが耐力の2倍以上ある等、耐震性から見ても優れた塑性変形能力があり、靭性に富んだ構造材ですので、建物の耐震性向上が期待できます。 | ||
資源の有効活用と環境の保全が図れます。 | ||
ステンレスは、廃棄処分されることになっても高価なスクラップとして回収され、ステンレス原料として100%再利用されます。そしてスクラップは、新しいステンレスに生まれ変わります。 今、資源を有効に循環させるという「循環型社会」の構築が叫ばれていますが、まさにステンレスは、21世紀型のグリーンマテリアルと言えます。 |