溶接
■溶接材料
●共金継手(ステンレス鋼−ステンレス鋼)
●異材継手(ステンレス鋼−ステンレス鋼)
●異材継手(ステンレス鋼−炭素鋼)
●ステンレス鋼溶接材料一覧(規格との対応表)・・・PDF
鋼材 | 種別 | 被覆アーク 溶接棒 |
フラックス 入り ワイヤ |
溶加棒 および ソリッドワイヤ |
サブマージ アーク溶接 ワイヤ |
|
SUS304A SCS13AA-CF |
SUS304A SCS13AA-CF |
指定材料 | ES308 (BD308) ES309Mo (BD309Mo) |
TS308 (BYF308) TS309Mo (BYF309Mo) |
− | YWS308 (BS308) |
認定材料 | BD308L BD309MoL |
BYF308L BYF309MoL |
BY308 BY308L BY309Mo BY309MoL |
|||
SUS316A | SUS316A | 指定材料 | ES316 (BD316) ES309Mo (BD309Mo) |
TS316 (BYF316) TS309Mo (BYF309Mo) |
− | YWS316 (BS316) |
認定材料 | BD316L BD309MoL |
BYF316L BYF309MoL |
BY316 BY316L BY309Mo BY309MoL |
|||
SUS304N2A | SUS304N2A | 指定材料 | − | − | − | − |
認定材料 | BD308N2 | BYF308N2 | BY308N2 | BS308N2 |
注: | 使用する材料は、通常母材と同一成分系の溶接材料を使用する。しかし、一般的に309Moまたは309MoL系溶接材料は、308系および316系溶接材料より強度が高いことから、必要な場合は309Moまたは309MoL系溶接材料を選定することができる。 |
●異材継手(ステンレス鋼−ステンレス鋼)
鋼材 | 種別 | 被覆アーク 溶接棒 |
フラックス 入り ワイヤ |
溶加棒 および ソリッドワイヤ |
サブマージ アーク溶接 ワイヤ |
|
SUS304A SCS13AA-CF |
SUS316A | 指定材料 | ES308 (BD308) |
TS308 (BYF308) |
− | YWS308 (BS308) |
認定材料 | BD308L | BYF308L | BY308 BY308L |
|||
SUS304A SCS13AA-CF |
SUS304N2A | 指定材料 | ES308 (BD308) ES309Mo (BD309Mo) |
TS308 (BYF308) TS309Mo (BYF309Mo) |
− | YWS308 (BS308) |
認定材料 | BD308L BD309MoL |
BYF308L BYF309MoL |
BY308 BY308L BY309Mo BY309MoL |
|||
SUS316A | SUS304N2A | 指定材料 | ES316 (BD316) ES309Mo (BD309Mo) |
TS316 (BYF316) TS309Mo (BYF309Mo) |
− | YWS316 (BS316) |
認定材料 | BD316L BD309MoL |
BYF316L BYF309MoL |
BY316 BY316L BY309Mo BY309MoL |
注: | 使用する材料は、通常母材と同一成分系の溶接材料を使用する。しかし、一般的に309Moまたは309MoL系溶接材料は、308系および316系溶接材料より強度が高いことから、必要な場合は309Moまたは309MoL系溶接材料を選定することができる。 |
●異材継手(ステンレス鋼−炭素鋼)
鋼材 | 種別 | 被覆アーク 溶接棒 |
フラックス 入り ワイヤ |
溶加棒 および ソリッドワイヤ |
サブマージ アーク溶接 ワイヤ |
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SUS304A SCS13AA-CF |
400N級 490N級 |
指定材料 | ES309 (BD309) ES309Mo (BD309Mo) |
TS309 (BYF309) TS309Mo (BYF309Mo) |
− | YWS309 (BS309) |
認定材料 | BD309L BD309MoL |
BYF309L BYF309MoL |
BY309 BY309L BY309Mo BY309MoL |
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SUS316A | 400N級 490N級 |
指定材料 | ES309 (BD309) ES309Mo (BD309Mo) |
TS309 (BYF309) TS309Mo (BYF309Mo) |
− | YWS309 (BS309) |
認定材料 | BD309L BD309MoL |
BYF309L BYF309MoL |
BY309 BY309L BY309Mo BY309MoL |
|||
SUS304N2A | 400N級 490N級 |
指定材料 | ES309Mo (BD309Mo) ES309 (BD309) |
TS309Mo (BYF309Mo) TS309 (BYF309) |
− | − |
認定材料 | BD309MoL BD309L |
BYF309MoL BYF309L |
BY309Mo BY309MoL BY309 BY309L |
注: | 使用する材料は通常390系の溶接材料を使用する。しかし、上記と同様な理由で309Moまたは309MoL系溶接材料を使用することが出来る。また、SUS304N2A鋼との異材継手の場合は、高窒素母材より窒素の侵入や、継手としての強度特性を考慮すると309系溶接材料よりも309Moまたは309MoL系溶接材料を使用するほうが望ましい。 |
309系のサブマージアーク溶接材料を使用する場合、母材の希釈が大きくなりやすいため、施工条件の選定には十分な検討が必要である。 |
●ステンレス鋼溶接材料一覧(規格との対応表)・・・PDF
■開先
材 料 | 板厚 | 符 号 | 形 状 | 姿勢 | 標準開先 |
SUS304A SUS316A SUS304N2A |
9 | GC−BL −B1 |
突合せ |
F | |
GC−BL −B2 |
同上 | H | 同上 |
■ステンレス建築構造溶接部の超音波探傷
ステンレス建築構造溶接部の超音波探傷に関しては、(社)ステンレス構造建築協会規格SSBS 401「ステンレス建築構造溶接部の超音波探傷検査基準」(平成16年12月14日制定)を参照されたい。
なお、RB-S対比試験片については、ステンレス構造建築協会で準備しており、注文いただければ、対応します。