旧:(社)ステンレス構造建築協会は、1993年に設立された任意団体「ステンレス建築協会」が母体となって1994(平成6)年8月に、民法第34条による公益法人の認可を受け、設立された団体です。
皆様よくご承知の通り、ステンレス鋼は、耐久性、意匠性に優れています。近年の研究で強度が高く、伸び性能が極めて良いことから耐震性にも優れていること。また高温特性が良いことから耐火性能にも優れていること等が実証されています。つまりステンレス鋼の利用により、安全で良質な建築物が建設可能です。また最近は建築資材もリサイクル性をも視野に入れた地球環境にやさしいものが求められています。ステンレス鋼はスクラップ価値が高いため、無駄に廃棄や放置されることは稀であり、現状でも資源として高率で回収され再利用されています。
21世紀は循環型社会の構築が喫緊の課題ですが、ステンレス鋼はこの新しい時代にマッチした建設資材として、今後が大いに期待されています。
「(社)ステンレス構造建築協会」は、この素晴らしい性能を持った鋼材を建築物の主要構造部材に活用することにより、安全で耐久性の高い、良質な建築物を普及し、豊な社会資本の形成と国民生活の向上を目指して活動してまいりました。